コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

合成皮革 ゴウセイヒカク

6件 の用語解説(合成皮革の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ごうせい‐ひかく〔ガフセイ‐〕【合成皮革】

合成樹脂を使った皮革代替品。擬革。人造皮革

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

合成皮革【ごうせいひかく】

化学的に合成した高分子物質を用いてつくった天然皮革類似品。ナイロン塩化カルシウムメタノール飽和溶液に溶解させ,布や不織布等の基材に塗布,乾燥後水に浸漬(しんせき)して塩化カルシウムを溶出し,微細孔を生じさせて天然皮革同様の通気性をもたせたもの,発泡性ポリウレタンを上記基材に塗布したものなどがある。
→関連項目皮/革剥離紙皮革工業レザー

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ごうせいひかく【合成皮革】

皮革代替品の歴史は比較的古く,第2次大戦前は織編布にニトロセルロースなどを塗布したものを擬革,またはイミテーションレザーあるいは単にレザーと呼んでいたが,のちにポリ塩化ビニル樹脂が開発され,1948年これを使用した代替品が市販された。これは塩ビレザー(またはビニルレザー)と呼ばれ,当時の物資不足もあって大量に出回り,擬革の生産はほとんど中止された。その後品質がしだいに改良され,60年,スポンジ状のポリ塩化ビニル樹脂の表面にナイロン樹脂(ポリアミド)塗料を塗布したものが,従来の塩ビレザーと風合い,外観などが異なり,より革の性質に近づいたとして,合成皮革synthetic leatherの名を冠して売り出された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

ごうせいひかく【合成皮革】

基布上にポリアミド・ポリウレタンなどの合成樹脂を塗り重ねて、天然皮革に似せたもの。擬革。人造皮革。人工皮革。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

合成皮革
ごうせいひかく

人工皮革」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

合成皮革
ごうせいひかく
synthetic leather

人造皮革、人工皮革や擬革ともいう。ポリ塩化ビニルレザーの改良品として高級化されたものである。織布または不織布の表面層の材料によってポリウレタン系、ポリアミド系およびポリアミノ酸系に大別され、もっとも多いのはポリウレタン系である。製造方法は、雛(ひな)型紙上にポリウレタン溶液を塗布し、乾燥させたあとにさらに必要に応じて発泡剤を添加したポリウレタン溶液を塗布し、加熱発泡させたのち、ふたたびポリウレタン溶液を加えてサンドイッチ構造をつくりあげる。その後、織布または不織布上に先のウレタン層を接着し、雛型紙を剥離(はくり)して表面仕上げをする。発泡製品と乾式製品とがある。なお、天然皮革代替品として人工皮革が最近急速に進歩している。[垣内 弘]
『日本技術士会監修、水野淳著『モダンエンジニアリングライブラリー 不織布および合成皮革』(1970・地人書館) ▽日本化学会編『一億人の化学6 ファッションと化学』(1992・大日本図書) ▽出口公長著『皮革あ・ら・か・る・と』(1999・解放出版社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

合成皮革の関連情報