副交感神経遮断剤(読み)ふくこうかんしんけいしゃだんざい(その他表記)parasympathetic blockers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「副交感神経遮断剤」の意味・わかりやすい解説

副交感神経遮断剤
ふくこうかんしんけいしゃだんざい
parasympathetic blockers

抗コリン作動性薬物のこと。アセチルコリンは,アセチルコリン受容体と結合して涙液消化液の分泌促進,平滑筋収縮,血管拡張,心拍数減少など,ムスカリン様作用を示すが,この作用と競合的に拮抗する薬剤である。アトロピンスコポラミンが代表的で,そのほかホマトロピン,メチルマトロピン,メチルスコポラミン,ブチルスコポラミンなど,合成によってつくられた多くのアトロピン代用薬がある。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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