副成分鉱物(読み)ふくせいぶんこうぶつ[かせいがん](その他表記)accessary mineral of igneous rock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「副成分鉱物」の意味・わかりやすい解説

副成分鉱物[火成岩]
ふくせいぶんこうぶつ[かせいがん]
accessary mineral of igneous rock

ある火成岩を構成する造岩鉱物うち,特に多量に含まれている鉱物種をその岩石主成分鉱物といい,少量しか含まれていないものを副成分鉱物という。両者を区分する基準は厳密に定められているわけではないが,一般に個々の岩石に含まれる鉱物の種類と量比は,それぞれの岩石の生成過程を直接反映しているので,普通成因を考えるうえで,主成分鉱物と副成分鉱物を分けることは有効であるとみられる。

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