副電子殻(読み)フクデンシカク

化学辞典 第2版 「副電子殻」の解説

副電子殻
フクデンシカク
sub-electron shell

原子を構成している電子は,原子核周囲一定エネルギー状態をとってまわっている.そのエネルギーを表すために一体近似を用いて,主量子数n方位量子数lで表すが,同じnの値をもつ電子の集まり,すなわち電子殻をさらにlの値で分類するとき,これを副電子殻という.たとえば,L殻は2sと2pの副電子殻に分類することができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む