割れ窓理論(読み)ワレマドリロン

デジタル大辞泉 「割れ窓理論」の意味・読み・例文・類語

われまど‐りろん【割れ窓理論/破れ窓理論】

窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論軽犯罪を取り締まることで、犯罪全般を抑止できるとする。米国の心理学者ジョージ=ケリングが提唱した。ブロークンウインドーズ理論
[補説]米国ニューヨーク市ではジュリアーニ市長(在任1994~2001年)がこの理論を応用し、地下鉄落書きなどを徹底的に取り締まった結果、殺人強盗などの犯罪が大幅に減少し、治安回復に劇的な成果をあげたとされる。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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