精選版 日本国語大辞典 「割笄」の意味・読み・例文・類語 わり‐こうがい‥かうがい【割笄】 〘 名詞 〙 江戸時代、刀剣の鞘(さや)の付属品の一つ。二本に割れるようにした笄。金属でつくり、刀の差表(さしおもて)にはさみ、髪をかき上げたり、箸(はし)の代わりに用いたりした。さきこうがい。[初出の実例]「箸捨てわりかうかいで食を喰」(出典:雑俳・すがたなぞ(1703)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例