(読み)カク

デジタル大辞泉 「劃」の意味・読み・例文・類語

かく【劃】[漢字項目]

[音]カク(クヮク)(呉)(漢)
区切る。区切り。「区劃
区切り目がついたようにはっきりする。「劃然
[補説]「画」の12と通用する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「劃」の読み・字形・画数・意味


14画

[字音] カク(クヮク)
[字訓] くぎる・わける

[説文解字]
[金文]

[字形] 形声
声符は畫(画)(かく)。畫は方形の楯に彫飾を加えた形。その文様を田字形に、楯の全面に施したものを(周)、刻画を加えることを雕、聿(筆)を加えた形は畫、刻文を加えることを劃という。〔説文〕四下に「錐刀(すいたう)を劃と曰ふ」とあり、錐刀はその彫刻刀をいう。

[訓義]
1. くぎる、くぎって刻画を加える、かぎる。
2. 面を分割する、わける、しわける、裂く。

[古辞書の訓]
名義抄〕劃 キザム・ヒラク・カギル 〔字鏡集〕劃 キザム・ワカツ・カギル・ヒラク・ヤブル・フタグ・トヅ・サス・カタク

[語系]
劃・畫hoekは同声。〔説文〕三下に「畫は界なり。田の四界に象る」とするのは誤り。田界を刀で劃することはない。畫は画楯。は方形の楯に従い、楯面は井形に区分し、彫飾を加えた。

[熟語]
劃一劃劃劃条・劃然劃定劃分
[下接語]
界劃・欠劃・堅劃・刻劃・紋劃

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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