旺文社世界史事典 三訂版 「劉 永福」の解説
劉 永福
りゅうえいふく
清末期〜中華民国初めの軍人
広東省生まれ。天地会に属したが,太平天国の乱後,ヴェトナムに亡命し,ソンコイ川流域で1867年に黒旗軍を編成してフランス軍と戦った。清仏戦争で清軍に協力し,日清戦争では台湾で日本に抵抗。のち本土に戻り広西省で黒旗軍を再編成した。辛亥革命をへて日本の二十一か条要求に際し,抗日戦を計画中に死亡した。
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