力付く(読み)チカラヅク

関連語 実例 初出 から

精選版 日本国語大辞典 「力付く」の意味・読み・例文・類語

ちから‐づ・く【力付】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
    1. 力が身につく。力が加わる。〔文明本節用集(室町中)〕
      1. [初出の実例]「十五歳に成りし時は益々力(チカラ)づき」(出典:今弁慶(1891)〈江見水蔭発端)
    2. 勢いづく。勇気づく。気力がつく。元気になる。健康になり始める。
      1. [初出の実例]「ムネモリ コノ ヒトビト ヲ ヲミツケ アッテ カラ、チット chicarazzuite(チカラヅイテ)」(出典:天草本平家(1592)三)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙ちからづける(力付)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む