力動風(読み)リキドウフウ

精選版 日本国語大辞典 「力動風」の意味・読み・例文・類語

りきどう‐ふう【力動風】

  1. 〘 名詞 〙 世阿彌の能楽論で、力強く身体を動かす荒々しく強い風体。また、この芸風もととした鬼。力動風鬼。力動。→砕動風(さいどうふう)
    1. [初出の実例]「力動風 勢形心鬼 是は、力を体にしてはたらく風なれば品あるべからず」(出典:二曲三体人形図(1421))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む