功入る(読み)コウイル

デジタル大辞泉 「功入る」の意味・読み・例文・類語

こう・る

経験を積む。修練を重ねる。
「いみじう―・りたる声の、少し枯れたるして」〈狭衣・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「功入る」の意味・読み・例文・類語

こう【功】 入(い)

  1. 年功を経る。経験を積む。修練を積む。功を入る。
    1. [初出の実例]「いみじうこういりたる声の、〈略〉千手(せんず)経をぞ読むなる」(出典狭衣物語(1069‐77頃か)二)

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