加々羅島(読み)かからじま

日本歴史地名大系 「加々羅島」の解説

加々羅島
かからじま

[現在地名]鎮西町大字加唐島かからじま

東松浦半島の西北端波戸はど岬から潮流の激しく暗礁の多い波戸水道を隔てて北約五キロにある玄界灘の離島。南西約一キロにまつ島がある。

「日本書紀」雄略天皇五年の条に「六月の丙戌の朔に、孕める婦、果して加須利君の言の如く、築紫の各羅嶋にして児を産めり。仍りて此の児を名けて嶋君と曰ふ。是に、軍君、即ち一の船を以て、嶋君を国に送る。是を武寧王とす。百済人、此の嶋を呼びて主嶋と曰ふ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む