加仁湯(読み)かにゆ

精選版 日本国語大辞典 「加仁湯」の意味・読み・例文・類語

かに‐ゆ【加仁湯】

  1. 栃木県奥鬼怒温泉郷一つ。手白山のふもと、一四〇〇メートルの高地にある。弱硫黄泉。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「加仁湯」の意味・わかりやすい解説

加仁湯
かにゆ

栃木県日光市(にっこうし)の北西部にある温泉鬼怒(きぬ)川最上流部に点在する奥鬼怒温泉郷の一湯。付近サワガニが多くとれたことから、この温泉名となったとされる。泉質は弱硫黄(いおう)泉で、露天風呂(ぶろ)もある。鬼怒沼などへのハイキングコースがあり、付近の渓流でイワナ釣りが楽しめる。東武鉄道鬼怒川温泉駅からバス約2時間で女夫淵(めおとぶち)温泉まで行き、ここから徒歩で約1時間半。

[櫻井明久]

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