加挙(読み)かこ

精選版 日本国語大辞典 「加挙」の意味・読み・例文・類語

か‐こ【加挙】

  1. 〘 名詞 〙 例数を上回る量の稲を出挙(すいこ)すること。増加数に見合う量の利息を増収することになる。また国衙(こくが)正税に加えて、寺院分の稲を出挙すること。
    1. [初出の実例]「例挙之外、更申加挙」(出典類聚国史‐六六・薨卒・天長四年(827)四月二六日)

か‐きょ【加挙】

  1. 〘 名詞 〙かこ(加挙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android