20世紀日本人名事典 「加東康一」の解説
加東 康一
カトウ コウイチ
昭和・平成期の芸能評論家
- 生年
- 昭和5(1930)年7月10日
- 没年
- 平成2(1990)年5月13日
- 出生地
- 千葉県市川市
- 本名
- 加藤 喬一
- 学歴〔年〕
- 東京府立十二中(現・都立千歳高)
- 主な受賞名〔年〕
- 日本雑学大賞(第7回)
- 経歴
- 国際タイムス社会部記者を経て「映画情報」編集長となる。昭和53年以後フリー・ライター。週刊誌、スポーツ紙、夕刊誌などで活躍、またテレビ朝日「やじうまワイド」などテレビ出演も多かったが、平成元年7月舌がんのため10時間に及ぶ大手術を受け、声を失ったものの翌2年復帰。筆談、執筆で評論活動を再開したが、がんが肺に転移し、死去。闘病記録の「岳史よ、生命あるかぎり」はベストセラーとなった。著書は他に「スキャンダルの昭和史」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報