加胡村(読み)かごむら

日本歴史地名大系 「加胡村」の解説

加胡村
かごむら

[現在地名]川島町加胡

下小見野しもおみの村の東に位置し、南西上小見野村、東は松永まつなが村。集落は自然堤防上に発達するが、旧河川跡(現在は水田)によって南北に二分される。地名カコ(水主・水夫)に通じるとする説もある。近世は小見野一〇ヵ村の一であった。田園簿では田高三九石余・畑高六石余、川越藩領。寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳では高六〇石余、反別は田七町九反余・畑六反余。明和四年(一七六七)藩主秋元氏の移封に伴い出羽山形藩領となったが(寛政一〇年「済口証文」鈴木家文書など)、天保一三年(一八四二)領地替によって再び川越藩領となった(弘化二年「大囲堤御普請願」同文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む