デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤基通」の解説 加藤基通 かとう-もとみち ?-? 鎌倉時代の陶工。加藤景正の孫。文永(1264-75)ごろ瀬戸窯本家2代をつぐ。おおくの黄瀬戸類をつくった。景正の作「古瀬戸」に対して,「真中古(まちゅうこ)」とよばれた。橋姫手,野田手,柳藤四郎など茶入れの名品をのこしたとつたえられる。通称は藤次郎,藤四郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例