デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤隆和」の解説 加藤隆和 かとう-りゅうわ 1800-1860 江戸時代後期の囲碁棋士。寛政12年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。伊藤子元の門下。のち本因坊丈和にまなび,5段にすすむ。嘉永(かえい)7年(1854)諸大家の打碁50局を編集して「棋醇(きじゅん)」を出版した。当時,各家元以外の出版は禁じられていたため,自身を校訂者とし,本因坊秀和を著者として発行した。万延元年7月死去。61歳。字(あざな)は美弼。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例