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寄与分 キヨブン

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デジタル大辞泉の解説

きよ‐ぶん【寄与分】

遺産相続の際に、相続人被相続人の財産の維持または増加に対して労務の提供や療養看護などにより特別の寄与をした場合に、付加される相続分

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百科事典マイペディアの解説

寄与分【きよぶん】

相続の公平を期するために1980年の民法改正により創設された制度(民法904条の2)。共同相続人中で被相続人の財産の維持または増加に特別の寄与をした者があるとき,被相続人の財産からその寄与分を差し引いたものを相続財産とし,その者の相続分は算定相続分に寄与分を加えた額とする。
→関連項目相続

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世界大百科事典 第2版の解説

きよぶん【寄与分】

共同相続関係において相続人のうちのある者が,被相続人の財産の維持・増加に寄与しながらその生存中に対価ないし補償を受けていなかった場合に,共同相続人間の公平を図るため寄与者にその寄与に応じた特別の持分を認め,その相続分を増加する現行民法上の制度。1980年の民法改正によって創設された(904条の2)。 民法は,共同相続人のうちのある者が被相続人から婚姻もしくは養子縁組のため,または生計の資本として贈与を受けていた場合にその価額を相続開始時の財産の価額に加えたものを相続財産とする〈特別受益〉持戻しの制度を設け(903条),そのような利益を受けていない他の相続人との間の公平を図ってきた。

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大辞林 第三版の解説

きよぶん【寄与分】

共同相続人中、労務関係・財産給付・療養看護などにより被相続人の財産の維持・増加に特別に寄与した者に付加される相続分。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の寄与分の言及

【相続】より

…したがって,それとは逆に,相続人の一部が相続財産に入った財産をみずからの負担によって形成した場合にはその寄与を考慮し,相続財産から当該相続人に相当額の償還を行って公平を図るべきである。これを寄与分という。寄与分は,相続財産側の特別受益であるから,遺産分割にあたっては,それを控除した財産額について上記の具体的相続分を算定すべきである。…

※「寄与分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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