加藤雀庵(読み)かとう じゃくあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤雀庵」の解説

加藤雀庵 かとう-じゃくあん

1796-1875 江戸時代後期の俳人
寛政8年生まれ。江戸の人。烏亭焉馬(うてい-えんば)にまなび,狂歌もよむ。博識で知られ「さへづり草」などおおくの随筆をかいた。明治8年12月10日死去。80歳。本姓田中。名は昶(きょし)。通称は弥四郎。別号に篠廼屋,白鴎,堤隣翁,千声など。狂名は藤の長房

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android