日本歴史地名大系 「加賀志徴」の解説 加賀志徴かがしちよう 一三巻 森田平次編著写本 森田文庫解説 加賀国のうち金沢を除いた江沼・能美・石川・河北四郡の地誌の集大成というべきもの。第一巻は建国の起源などの総説、巻を追って各郡村の山川・名勝旧跡・神社仏閣・城跡・墳墓・口碑伝承などについて記載する。平次(明治四一年没)が約二〇〇種の書を渉猟し、その史実性について論考を加えている。しかし著者自身が「未だ稿本にて成功をなさず云々」と述べているように未定稿であった。のち昭和七年平次の子森田外与吉が浄書。活字本 加賀能登郷土図書叢刊一期 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by