渉猟(読み)ショウリョウ

デジタル大辞泉 「渉猟」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょう〔セフレフ〕【渉猟】

[名](スル)
広くあちこち歩きまわって、さがし求めること。「山野渉猟する」
調査研究などのために、たくさんの書物文書を読みあさること。「内外文献渉猟する」
[類語]探す探る尋ねるあさる探し求める物色する求める見出す探り出す探し出す探り当てる探し当てる探りを入れる探し物模索捜索家捜し穿鑿ほじくる粗探し探求探検探査探索検索手探り

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精選版 日本国語大辞典 「渉猟」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょうセフレフ【渉猟】

  1. 〘 名詞 〙 広くあちこちをわたり歩いて、さがし求めること。また、広く書物に目を通すこと。
    1. [初出の実例]「少遊大学、渉猟史伝」(出典日本文徳天皇実録‐仁寿元年(851)九月乙未)
    2. 「其の余暇に浅近の書も一通りは渉猟(シャウレウ)して置くべし」(出典:授業編(1783)二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐司馬遷伝〕

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普及版 字通 「渉猟」の読み・字形・画数・意味

【渉猟】しようりよう(せふれふ)

あるきまわって狩猟をする。また、書物を広く読みあさる。〔後漢書儒林、李育伝〕常に地をけて授す。門徒數百、頗(すこ)ぶる古學を獵す。

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