図書館情報学用語辞典 第5版 「加除式資料」の解説 加除式資料 製本されず,ページ単位で取り外しが可能な形態の資料.特に現行法令集などのように,資料の内容を随時新たに追加したり,不要となった部分を適宜除去したりする作業が必要な資料にとっては有効な形態である.その製本形態を加除式製本という.ただし,図書館にとっては,更新作業に要する経費が継続的に発生したり,取り外し可能なページの散逸を恐れて通常の貸出規程では対応が難しいなどの問題がある.また出版社が,通常の製本形態で発行すべき資料を加除式として刊行し,更新が1度もなされない場合もある.[参照項目] 継続資料 | 更新資料 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by