助次(読み)すけじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「助次」の解説

助次 すけじ

?-? 江戸時代前期の農事改良家。
阿波(あわ)(徳島県)板野郡の藍(あい)生産家。播磨(はりま)(兵庫県)から移植した藍の栽培法を研究のため播磨に一時移住。帰郷後も研究をつづけ藍玉を製造。のち藍玉の腐敗防止に小砂をまぜる方法を発見した。この方法は明治20年の藍砂廃止まで一般におこなわれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android