助辞本義一覧(読み)ジョジホンギイチラン

デジタル大辞泉 「助辞本義一覧」の意味・読み・例文・類語

じょじほんぎいちらん【助辞本義一覧】

江戸後期の語学書。2巻。橘守部著。天保9年(1838)刊。本居宣長の「てにをは紐鏡ひもかがみ」「詞の玉緒たまのお」を補正し、音義説によって「てにをは」を論じたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「助辞本義一覧」の意味・読み・例文・類語

じょじほんぎいちらん【助辞本義一覧】

  1. 江戸後期の国語学書。二巻。橘守部の「助辞本義考」から橘冬照が撰したもの。天保六年(一八三五成立、同九年刊。本居宣長の「紐鏡(ひもかがみ)」「詞玉緒(ことばのたまのお)」を批判しつつ、音義説をもって「てにをは」を論じたもの。

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