出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ついに,本居宣長と富士谷成章とは,それぞれ独立に,画期的な労作を発表したのである。宣長は,多くの実例の調査にもとづいて,係結(かかりむすび)の法則を帰納し,まず,これを1枚の図表で,《てにをは紐鏡(ひもかがみ)》にまとめて,公にした。ついで,《詞玉緒(ことばのたまのお)》を刊行し,《紐鏡》に図式化したところを中心として,いちいちの助詞の用法を,実例で裏づけた。…
…85年(天明5)初刊。宣長はさきに《てにをは紐鏡(ひもかがみ)》を書いて,〈てにをは〉の係りと用言語尾の結びとの関係を表示したが,本書はその解説書というべく,さらに係結(かかりむすび)に関しない助詞,助動詞についても,その意義・用法を示した。多数の例を主として〈八代集〉の間から集めて実証し,また別に,古風の部として《万葉集》,文章の部として平安時代散文の〈てにをは〉についても説いた。…
※「てにをは紐鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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