ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労働サミット」の意味・わかりやすい解説 労働サミットろうどうサミットLabour Summit 正式には先進国労組指導者会議。毎年開催される主要国首脳会議 (サミット) に参加各国の労働界の意見を反映させるために開かれる集り。 1977年からスタート,通常サミット直前にその開催地で行なわれ,議論の結果はサミットおよび同じく直前に開かれる OECD閣僚理事会に申し入れられ,各国首脳に伝えられる。会議のメンバーは先進7ヵ国のナショナルセンターと国際自由労連,国際労連,ヨーロッパ労連,OECD労働組合諮問委員会など国際労働組織の代表で構成される。他方,参加各国の経済界代表から成る集りとして 86年以来先進国財界人会議が開催されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by