コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

主要国首脳会議 しゅようこくしゅのうかいぎSummit

翻訳|Summit

知恵蔵の解説

主要国首脳会議

サミット」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

しゅようこく‐しゅのうかいぎ〔シユエウコクシユナウクワイギ〕【主要国首脳会議】

サミット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しゅようこくしゅのうかいぎ【主要国首脳会議】

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

主要国首脳会議
しゅようこくしゅのうかいぎ
summit meeting

主要 8ヵ国(アメリカ合衆国イギリスイタリアカナダドイツ日本フランスロシア)の首脳とヨーロッパ連合 EUのヨーロッパ委員会委員長とヨーロッパ理事会常任議長が参加して年 1回開催される,政治経済運営に関する会議。通称サミット。第1次石油危機後の 1975年にフランスのバレリー・ジスカールデスタン大統領の提唱で始まり,第1回会議は 6ヵ国首脳が参加,第2回会議からカナダ,第3回会議からヨーロッパ共同体 EC委員会委員長,1997年の第23回会議からロシアが加わった。しかし 2014年,クリミア半島を一方的に併合したとして,ロシアは参加国から事実上排除された。当初サミットは,1970年代に入ってニクソン・ショックや第1次石油危機などの諸問題に直面した先進国が,マクロ経済,通貨,貿易,エネルギーなどの世界経済問題に対して首脳レベルでの政策協調を決定することを目的としていた。しかし 1979年末のソビエト連邦によるアフガニスタン侵攻事件(→アフガニスタン紛争)を契機に冷戦を背景とした東西問題が新たに議題に上り,1980年の第6回会議以降は毎年「政治宣言」が発せられるようになった。ソ連崩壊後は世界経済の諸問題と並んで,冷戦崩壊後の国際問題,南北問題,地域紛争などその時々の世界情勢から生じる政治問題や,環境問題,麻薬・テロ対策,エイズなどの感染症対策といった地球規模の社会問題も議論されるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

主要国首脳会議
しゅようこくしゅのうかいぎ

主要国の首脳が国際社会の問題について協議する国際会議。主要国のトップが集まることからサミットSummit(「頂上」の意)とよばれるほか、参加国数から「G7(ジーセブン)首脳会議Group of Seven Summit」などといわれることもある。主要国首脳会議は、オイル・ショック後の世界経済運営について協議するため、フランスの大統領ジスカール・デスタンが提案し、1975年にパリ郊外のランブイエ城でフランス、日本、アメリカ、イギリス、西ドイツ(現、ドイツ)、イタリアの6か国首脳が集まって始まった。翌1976年にカナダが参加し、1977年からはヨーロッパ共同体(EC。現、ヨーロッパ連合=EU)委員長も参加。1991年以降、ソ連(現、ロシア)首脳が段階的に参加しはじめ、1997年に正式参加国となった。当初は先進国首脳会議と称したが、ロシア参加後は主要国首脳会議に変更された。2015年時点での参加国は日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7か国で、ロシアは2014年にクリミア半島を一方的に編入したため参加国から排除された。
 会議では、世界経済や国際政治から環境、開発、貧困、紛争、テロ、麻薬、組織犯罪、感染症に至るまでの幅広いテーマについて、首脳らが一つのテーブルを囲んで討議し、最終日に首脳宣言として成果を発表する。会議は年1回、各国の持ち回りで開催。開催国が議長国となり、各国首脳は「シェルパ」とよばれる補佐役を通じて準備を進める。首脳会議のほか財務相会議、外相会議なども開かれ、広義には、こうした担当大臣会議を含めて主要国首脳会議とよぶ。近年、中国、インド、ブラジル、南アフリカなどの新興国首脳を招くケースも増えている。開催地は当初、開催国の首都近郊が多かったが、最近は警備のしやすい保養地で行われる例が多い。日本での開催は1979年(昭和54)、1986年、1993年(平成5)が東京、2000年(平成12)は九州・沖縄、2008年は北海道・洞爺(とうや)湖、2016年は伊勢・志摩。参加国は市場経済、民主主義、法の支配といった価値観を共有しており、新興国を含む20か国・地域首脳会議(G20)などに比べ合意形成が容易とされる。一方で主要国首脳会議はグローバル化による環境破壊や格差拡大を助長しているとの批判があり、大規模デモ(2001年ジェノバ)が行われたりテロ(2005年ロンドン)の標的になったことがある。[矢野 武]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

主要国首脳会議の関連キーワード先進7ヵ国財務大臣・中央銀行総裁会議カナナスキスカントリーレファレンス・レンジロンドン同時爆破テロG8アフリカ支援倍増アジア・アフリカ会議国際宇宙ステーションミレニアム発展目標労働組合諮問委員会コンスタンチン宮殿G20・G7・G8OECD閣僚理事会経済産業諮問委員会ミレニアム開発目標バーミンガム会議新興工業経済地域サーベイランス経済政策委員会主要国首脳会議トニー ブレア

今日のキーワード

隗より始めよ

《中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという「戦国策」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

主要国首脳会議の関連情報