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労働外交 ろうどうがいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

労働外交
ろうどうがいこう

労働界の分野における関係者間の国際的な交流や交渉を指す。日本の国際的な地位が向上するに従って,日本でも労働の分野における国際的な関係が重要な問題となっている。従来は,ILOや OECDなど国際機関への参加,途上国への協力,国際交流の推進などが多く,主にナショナルセンター労働省が担ってきた。他方 1970年代以降の日米貿易摩擦問題の激化は,政府のみならず議会,業界,企業,労組をも巻き込みアメリカでの労使一体となった政府への圧力により紛争が顕在化している。そのため近年では,日本の対応の中で渦中にある産業別労組の国際的なパイプを通じた問題解決への側面援護が目立つようになってきた。

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