日本歴史地名大系 「勅使川窯跡」の解説 勅使川窯跡てしがわようせき 兵庫県:宝塚市中山寺村勅使川窯跡[現在地名]宝塚市中山台一丁目中山(なかやま)寺の東の谷を勅使川に沿って一キロほどさかのぼった西側、標高一四二メートルの地点に立地する。七世紀末―八世紀初頭にかけての窯跡。昭和三五年(一九六〇)唐式鏡や土器片が採集され、同四一年に発掘調査が実施された。東向きの丘陵斜面を利用した半地下式の登窯であるが、煙出し部・焼成室の奥半は流失していた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by