勇め(読み)いさめ

精選版 日本国語大辞典 「勇め」の意味・読み・例文・類語

いさめ【勇・慰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「いさめる(勇)」の連用形名詞化 )
  2. 勇気づけること。元気づけること。はげまし。
    1. [初出の実例]「栴檀女(せんだんにょ)小むつがいさめ力にて、大明国へと思ひ立つ」(出典浄瑠璃・国性爺合戦(1715)道行)
  3. なぐさめ。
    1. [初出の実例]「おつれづれをいさめの為、嫁菜(よめな)のひたしに豆腐の煮しめ、竹筒(ささえ)でも致しまして」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む