勇崎新田村(読み)ゆうざきしんでんむら

日本歴史地名大系 「勇崎新田村」の解説

勇崎新田村
ゆうざきしんでんむら

[現在地名]倉敷市玉島勇崎たましまゆうざき

柏島かしわじま村の南西に位置し、南は瀬戸内海に臨む干拓新田村。寛文六年(一六六六)に成立という(備中誌)。備中元禄古図(野上家蔵)には「勇崎村」とあり、高五六二石、幕府領。枝村として勇崎塩浜があり、高三九一石余、幕府領。正徳四年(一七一四)の備中一国重宝記によれば、高二三八石余が幕府領、高一五六石余が丹波亀山藩領、高五四〇石余が遠州浜松藩領の三給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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