日本歴史地名大系 「勇崎浜」の解説 勇崎浜ゆうざきはま 岡山県:倉敷市旧玉島市地区勇崎新田村勇崎浜[現在地名]倉敷市玉島勇崎(たましまゆうざき)柏島(かしわじま)村の南に位置し、南は瀬戸内海に面する。勇崎新田村の一部、近世には備前有数の製塩地であった。寛弘二年(一〇〇五)大宰大弐として赴任した藤原高遠の「大弐高遠集」に、「ゆふさき」での「神のますうらうらことにこきすきてかけてそいのるゆふさきの松」を収める。備中松山藩水谷氏の開発で、元禄六年(一六九三)の同氏断絶後幕府領となり、幕末に及ぶ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by