ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「動物毒」の意味・わかりやすい解説 動物毒どうぶつどくzootoxin 動物毒素ともいう。高い毒性をもつ生物体起源の,主として高分子物質で,定温動物の血中に入って有毒なもので,抗原性をもつものの総称。ヘビ,サソリ,クモの毒はそれらの動物の毒腺から出るが,これを一般に venomという。これらは蛋白質性のもので,それ自体有毒なものと,ヘビ毒中のプロテアーゼのように,酵素作用で組織を破壊するものとがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by