勘定高(読み)かんじょうだか

精選版 日本国語大辞典 「勘定高」の意味・読み・例文・類語

かんじょう‐だかカンヂャウ‥【勘定高】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 勘定した数量金額。しめだか。
    1. [初出の実例]「一寸した勘定高にはなってゐるだらう」(出典:舗道雑記帖(1933)〈高田保〉カンシャク・サロン)
  3. ( 形動 ) 数量の多少損得などにこだわること。また、そのようす。勘定高いこと。
    1. [初出の実例]「さめると猫に持行て遣うと、竹の皮へ包んで帰る人は、よっぽど勘定高(カンヂャウダカ)な人さ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android