デジタル大辞泉 「勝様」の意味・読み・例文・類語 まさ‐ざま【勝様】 [形動ナリ]すぐれているさま。他よりもまさっているさま。まさりざま。「この姫君に殿教へきこえ給へりければ、―に今少し今めかしさ添ひて弾かせ給ふ」〈栄花・見果てぬ夢〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「勝様」の意味・読み・例文・類語 まさ‐ざま【勝様・増様】 〘 形容動詞ナリ活用 〙① いっそうすぐれているさま。他に比べてまさっているさま。まさりざま。[初出の実例]「まささまにさくらもさかん見には見ん心の梅のかをばしのびて」(出典:和泉式部集(11C中)上)② 程度がいっそうはなはだしいさま。[初出の実例]「あまりさへ疫癘うちそひて、まささまに、あとかたなし」(出典:方丈記(1212)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例