勝越(読み)かちこす

精選版 日本国語大辞典 「勝越」の意味・読み・例文・類語

かち‐こ・す【勝越】

〘自サ五(四)〙 勝った数が負けた数より多くなる。相手得点より勝っている状況になる。
浮世草子・新色五巻書(1698)二「蚕豆食(そらまめめし)の喰ごくらして是にも勝(カチ)こし」
※日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉十一対十、慶応勝つ「慶応は五点を勝(カ)ち越(コ)して」

かち‐こし【勝越】

〘名〙
競技などで、勝ち数が負け数より多くなること。相手より勝っている状況にあること。
※相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉相撲の沿革故実力士には勝越(カチコ)しには増給の設もあるが」
② 野球などの試合で、得点が相手のそれより多くなること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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