匂立壺菫(読み)においたちつぼすみれ

精選版 日本国語大辞典 「匂立壺菫」の意味・読み・例文・類語

におい‐たちつぼすみれ にほひ‥【匂立壺菫】

〘名〙 スミレ科多年草。北海道南部から九州にかけての山野に生える。高さ一〇~一五センチメートル。全体タチツボスミレに似ているが、花は芳香があり花弁の上部三分の二は濃い紅紫色で、下部は白く、花の中心が白く抜けているように見える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android