包丁始め(読み)ほうちょうはじめ

精選版 日本国語大辞典 「包丁始め」の意味・読み・例文・類語

ほうちょう‐はじめハウチャウ‥【包丁始・庖丁始】

  1. 〘 名詞 〙 新年の事始めとして、包丁人がその年初めて包丁を使う行事。また、一般に、その年初めて包丁を使うこと。俎板始め。まなはじめ。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「近江の鮒に庖丁はじめしたりけり」(出典:雨月(1939)〈長谷川かな女〉大正八年)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android