岩石学辞典 「包析反応」の解説 包析反応 冷却されて温度が降下する場合に,二種類の固体が反応して別な組成の固体になる反応[ゴードン : 1971,野田編 : 1977].反応は,固体(1)+固体(2)=固体(3) となる.全部が結晶相でできた不変点(invariant point)で,一定温度における熱容量の変化による相反応は,相の一つが液体である場合の包晶点(peritectic point)の場合と非常によく類似している[Edgar : 1974].包析反応は比較的まれである. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報