化粧箪笥(読み)ケショウダンス

デジタル大辞泉 「化粧箪笥」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐だんす〔ケシヤウ‐〕【化粧××笥】

衣装用の箪笥鏡台を組み合わせたもの。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「化粧箪笥」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐だんすケシャウ‥【化粧箪笥】

  1. 〘 名詞 〙 衣装箪笥に鏡台を組み合わせたもの。寝室または女性部屋などに置かれる。

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世界大百科事典(旧版)内の化粧箪笥の言及

【簞笥】より

…大型のひきだしを三つ組みこんだもの,カブリオール脚を付けたもの,前面が波状形に湾曲したものなど,上流婦人の私室のインテリアにふさわしいものが作られた。18世紀にはこの小型の衣装簞笥に鏡台dressing mirrorをのせた化粧簞笥が婦人の寝室用として流行し,実用的な機能が重視されたことから,18世紀から19世紀にかけてイギリスやアメリカの市民階級の間で流行した。また,18世紀後期からは,シフォニアchiffonierとよぶ背の高い五つから七つのひきだしを備えた簞笥が,婦人の刺繡道具や布地を収納する整理簞笥としてフランスやイギリスを中心に流行した。…

※「化粧箪笥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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