…大型のひきだしを三つ組みこんだもの,カブリオール脚を付けたもの,前面が波状形に湾曲したものなど,上流婦人の私室のインテリアにふさわしいものが作られた。18世紀にはこの小型の衣装簞笥に鏡台dressing mirrorをのせた化粧簞笥が婦人の寝室用として流行し,実用的な機能が重視されたことから,18世紀から19世紀にかけてイギリスやアメリカの市民階級の間で流行した。また,18世紀後期からは,シフォニアchiffonierとよぶ背の高い五つから七つのひきだしを備えた簞笥が,婦人の刺繡道具や布地を収納する整理簞笥としてフランスやイギリスを中心に流行した。…
※「化粧箪笥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...