北小牛田村(読み)きたこごたむら

日本歴史地名大系 「北小牛田村」の解説

北小牛田村
きたこごたむら

[現在地名]田尻町北小牛田

江合えあい川左岸の自然堤防上および低湿地にあり、現田尻町の南端に位置。南対岸は南小牛田村(現小牛田町)、西は平針ひらばり(現同上)、北は大沢おおさわ村。涌谷わくや(現涌谷町)・志田郡古川に至る道が通る。洪水常襲地。正保郷帳に村名がみえ、田三五貫八三五文・畑三貫五九五文で水損と注される。「安永風土記」では田六七貫四九一文・畑三貫五九五文で蔵入一〇貫二二九文。人頭九人、家数八、男二〇・女一八、馬一三、蔵三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android