北弥六村(読み)きたやろくむら

日本歴史地名大系 「北弥六村」の解説

北弥六村
きたやろくむら

[現在地名]黒磯市北弥六

東は西沓掛にしくつかけ村、南・西は前弥六まえやろく村、北は入会原野大輪地おおわじ原。古くは前弥六村とともに、弥六小屋やろくごや村あるいは弥六郷屋やろくごうや村と称された。寛文五年(一六六五)検地帳、延宝五年(一六七七)の年貢割付状(いずれも室井昭文書)に北弥六郷屋村・北弥六小屋村とあり、北弥六村になったのはこの後である。近世は初め那須藩領、寛永二〇年(一六四三)からは幕府領、寛文四年から天和元年(一六八一)まで再び那須藩領となり、その後幕末まで幕府領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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