北新町二丁目(読み)きたしんまちにちようめ

日本歴史地名大系 「北新町二丁目」の解説

北新町二丁目
きたしんまちにちようめ

[現在地名]東区北新町一丁目

善安ぜんなん筋を境に北新町一丁目の西に延びる両側町。山城伏見ふしみから移った町で(初発言上候帳面写)、明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。のちには紺屋こんや町と通称された(摂陽見聞筆拍子)。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数一四・役数一六役で、うち年寄分一役が無役。年寄は大和屋太兵衛。安政三年(一八五六)水帳(大阪市立中央図書館蔵)では屋敷数一六・役数一六役で、うち年寄分・会所分・城入大工分の各一役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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