北方領土墓参

共同通信ニュース用語解説 「北方領土墓参」の解説

北方領土墓参

北方四島の元島民や親族が、旅券(パスポート)やロシア査証(ビザ)を持たずに四島へ墓参に訪れる仕組み。四島が日本に帰属するとの日本政府の立場を踏まえている。人道的見地から日本と旧ソ連が協議し、1964年に始まった。76年にソ連側がビザ取得や旅券提示を要求したため85年まで中断した経緯がある。2020年からは新型コロナウイルスの影響で中止に。22年3月、日本との平和条約締結交渉中断を発表したロシア外務省の声明では、墓参の中止には触れられていなかった。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android