北村恵儀谷遺跡(読み)きたむらえぎだにいせき

日本歴史地名大系 「北村恵儀谷遺跡」の解説

北村恵儀谷遺跡
きたむらえぎだにいせき

[現在地名]鳥取市北村

有富ありどめ川の谷口付近に位置し、丘陵裾部の台地上に立地する。昭和六二年(一九八七)の調査で、弥生時代後期から古墳時代に属する竪穴住居跡一四棟、奈良時代の掘立柱建物跡七棟、墳丘を失った古墳六基ほか多くの土坑、溝が発見された。土坑のうち五十数基は、縄文時代の落し穴と考えられている遺構である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android