北東気流型(読み)ほくとうきりゅうがた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北東気流型」の意味・わかりやすい解説

北東気流型
ほくとうきりゅうがた

日本付近に北東風が卓越する天気図型。梅雨時期に多く現れやすく,北東気流が真夏に現れると冷夏になることが多い。一度現れると何日も続くことがあり,気温が低く,天気は陰うつである。しかし地上から 1500~2000mくらいまで一様に北東風となっている場合は天気がよい。北東気流型のときは日本の南の沖に前線があり,しばしばこの前線上に低気圧が発生し雨を降らせることがある。この低気圧の発達により天気が急に悪くなることがある。また,日本の南岸沖に前線がないときでも,オホーツク海高気圧が三陸沖に張り出してきたときには冷たい北東風が吹き,関東・東北地方の太平洋岸では冷涼で陰うつな天気になる。この風が農作物冷害をもたらすこともあり,やませと呼ばれる。

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世界大百科事典(旧版)内の北東気流型の言及

【日本列島】より

…北高型の気圧配置が解消するには,ふつう日本付近を発達した低気圧が通ることが必要のようである。(10)北東気流型 日本付近やその一部の関東地方などに北東の冷気流が流れ込んで,予想外に天気が悪くなる型をいう。北東気流型にはいくつもの型がある。…

※「北東気流型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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