北林貞道(読み)キタバヤシ サダミチ

20世紀日本人名事典 「北林貞道」の解説

北林 貞道
キタバヤシ サダミチ

昭和期の精神医学者 北林病院院長;元・愛知医科大学(現・名古屋大学医学部)教授



生年
明治5年1月(1872年)

没年
昭和23(1948)年11月12日

出生地
長野県飯田市

学歴〔年〕
愛知県医学校〔明治29年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
東京帝大医科大学助手から明治40年愛知県立医学専門学校教授、大正11年愛知医大(後の名古屋大医学部)教授となった。この間チューリヒに留学臨床・脳病理解剖学を学んだ。昭和6年退官、11年名古屋市内に北林病院(精神科)を設立、病院長となった。脳脈絡叢研究者として知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北林貞道」の解説

北林貞道 きたばやし-さだみち

1872-1948 明治-昭和時代の精神医学者。
明治5年1月22日生まれ。大正6年愛知医専教授。同年スイスに留学,チューリヒ大のブロイラー,モナコフにまなぶ。11年愛知医大(現名大医学部)教授。昭和11年名古屋市に北林病院を創立,院長をつとめた。早発性痴呆における脳室内の脈絡叢の研究で知られる。昭和23年11月12日死去。77歳。長野県出身。愛知医学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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