北浦八幡神社(読み)きたうらはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「北浦八幡神社」の解説

北浦八幡神社
きたうらはちまんじんじや

[現在地名]伯方町北浦

清鼻きよはなの小丘にあり老松に囲まれている。主祭神は息長帯比売命・市杵島比売命など四柱で、天目一箇命など多くの配神がある。旧郷社。当社蔵の「八幡記」には白鳳二年、博多筥崎八幡から勧請したとある。棟札写によると永享七年(一四三五)、享徳三年(一四五四)、永禄一〇年(一五六七)、慶長三年(一五九八)、天和二年(一六八二)、元禄一五年(一七〇二)と度々改築修理され、現社殿は寛政四年(一七九二)のものである(北浦八幡資料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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