北海老村(読み)きたえびむら

日本歴史地名大系 「北海老村」の解説

北海老村
きたえびむら

[現在地名]鹿島町北海老

八沢やさわ浦南岸の丘陵地に位置し、対岸宇多うだ蒲庭かばにわ(現相馬市)。東は太平洋に臨み、南は上海老かみえび村・下海老村、西は北屋形きたやかた村。北蛯・北蝦とも記される。江戸初期には海老村のうちで、明暦二年(一六五六)当村と南海老村(のちの上海老村・下海老村)に分村したとされる(「相馬藩政史」など)正保郷帳では海老村がみえ田方七二四石余・畑方二八八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android